動物性・植物性、ホエイ・カゼイン・ソイ、何が違うの?
現在販売されているプロテインにはいくつかの種類があります。
プロテインに興味を持ち、いざプロテインを買おうと思ったけど「どれにすればいいのかわからない」といった方もいるのではないでしょうか。
プロテインは種類により効果的な使い方があるため、目的に合ったプロテインを使用することで「あなたの理想とする自分」により早く近づきやすくなります。
材料で違うプロテインの特徴
まずプロテインの種類ですが、材料から大きく3つに分けることが出来ます。
プロテインは主に「牛乳」か「大豆」から作られています。
そのためホエイ・カゼインプロテインは動物性プロテインや動物性たんぱく質、ソイプロテインは植物性プロテインや植物性タンパク質と呼ばれます。
吸収されるまでの時間が違う
それぞれのプロテインは、飲んでから吸収されるまでの時間が違うのが特徴の一つです。実はこの点が非常に重要です。この記事を見てくださっている方は、ぜひこの「吸収時間が違う」ということだけでも知っておいていただければと思います。
ではこの吸収される時間を見てみましょう。
吸収の遅いカゼイン・ソイプロテイン
同じ動物性たんぱく質の「ホエイ」と「カゼイン」でも吸収されるまでの時間が違いますね。
これはカゼインには「酸で固まる」という性質があるため、胃酸により固まり、その後ゆっくりと消化され栄養になっていくためです。
同じく植物性プロテインのソイプロテインもゆっくりと消化・吸収されていくといった特徴を持っています。
ではどのタイミングでどのプロテインを飲むのがベストなのか。これが非常に重要なのですが、こちらはまた別の記事で解説していきます。
次に各プロテインの栄養素を比較してみましょう。
プロテインの種類 -成分での比較-
プロテインは材料によって栄養素の量に特徴が出ます。下の図はそれぞれのプロテインの100gあたりの栄養素を比較したものです。
※メーカーや商品、味によって成分には違いがあるため、こちらの表は参考として進めさせていただきます。成分表からみたオススメプロテインはまた別の機会に解説していきます。
表を見るとホエイプロテインから見て、カゼイン・ソイプロテインが脂質、炭水化物が目立って低いことが分かるかと思います。
ヘルシーさ、低カロリーという面でのみプロテインを見た場合
ソイ>カゼイン>ホエイ
の順に低カロリーの傾向にあります。
とはいえ各プロテインの味によっても成分に違いが出ます。プロテイン購入時には原材料で選ぶだけではなく、成分表を見て選ぶことが重要になります。
まとめ
各プロテインの「吸収されるまでの時間」と簡単な「栄養成分の違い」分かっていただけたでしょうか。
トレーニングや運動をしている方でプロテインを飲んでいる方には「吸収されるまでの時間」が、また置き換えダイエットなど、カロリー制限をしている方には「栄養成分の違い」はそれぞれ非常に重要なポイントになります。